本を読んで知ったんだけど、人は何かが起こった時の対処法として無意識の2つのパターンを選びがちみたい。
リウマチを治す上で知っていたらきっと役に立つ思考パターン。
今回は、わたしが関節リウマチを治すために取り入れた思考パターン(考え方)に関するお話をするね。
もくじ
思考にもクセがある
例えば
『考える時は左上を見てしまう』
『緊張すると髪を触ってしまう』
こんな行動のクセがあるように、考え方にもクセがある。
そう!思考のクセが!
クセというのは、当たり前のように普段からしてるから自分では意外に気づきづらいもの。
何かが起きた時にも、人は無意識に2つのパターンのどちらかを選びがち。
あなたは、どちらのパターンを選ぶタイプかな?
一緒に見ながら確認してみよう。
あなたはwhyタイプ?Howタイプ?
人は何かが起こって対処する時に、Whyタイプの思考とHowタイプの思考、どちらかを無意識に選んじゃうみたい。
「何かうまくいかないな〜」そんな出来事があったとするよ。
仕事で、人間関係で、身体的なことで・・・
例えば、何かの病気になってしまったとか。
そんな時にあなたはそれを対処するために、whyタイプ、Howタイプ?どっちの考え方を選んできたかな?
whyタイプとは
「なぜこんなことが起こったのか?原因は何?」・・・原因探求型
- 今まで食べた食べ物の中で、体に悪いものがあったんじゃ?
- あの出来事で身体に無理をさせちゃったのかな?
- あの人にあんなこと言われストレスを感じたからかも?
- わたしの今までの性格とか考え方がいけなかったのかな?
Howタイプとは?
「これからどうしよう?どう対処しようかな?」・・・方法考案型
- これからどんな生活をしよう?
- どんな食べ物を食べたらいいのかな?
- どんなことをすれば病気が治るんだろう?
どっちのタイプがいいの?
あなたはどっちのタイプだったかな?
いっけん、Whyタイプは過去を見て、Howタイプは未来を見ているから、Howタイプの方がよさそう。
じゃあ、Whyタイプはダメなの?というと、そうじゃないとわたしは思うんだ。
Howタイプでこれからの対処法を考えて、今の病気が治るのならそれでもいいと思う。
実際にわたしが読んだ本では、Howタイプの考え方を大切にして、仕事や人間関係の悩みを解消しようと紹介してるものもあった。
だけど、Howタイプの考え方だけじゃ解決しないこともあるんじゃないかって思うんだ。
少なくとも、わたしはHowタイプだけではリウマチを治すことはできなかったから。
わたしが関節リウマチを治すために選んだのは・・・
どんなタイプを選んだかを話す前に、わたしが関節リウマチや線維筋痛症を発症して治そうと決めた時にどんな思考パターンだったかをお話するね。
超Whyタイプ!過去のわたし
「病気を治そう!
まず考えるのは、病気になった原因を探すこと!
その原因を解決すれば病気は治るんだ。
同じ過ちは二度と繰り返さないぞ!!
さあ何が原因?
食べ物?
仕事?
人間関係?
ストレス?
生活習慣?
睡眠?
運動不足?
過去の私の何がいけなかった?
見つけてやる!その原因を!!」
そう、まさに超Whyタイプ!
それも自己否定感が入ったWhyタイプだったんだよね。
その原因を探すためにいろんな検査をしてきたな〜。
それでも、症状は良くなったり、そうじゃなかったり、原因ばかりを探してても思うようにはいかなかったんだよね。
Howタイプに変えてみた
「もっと、これからのことを考えよう!
過去は考えても仕方ない。
これからどうしよう。
とりあえず、治った人がやったこと、自分で効きそうと思ったことは試してみよう。」
漢方やサプリメントや鍼灸治療やその他生活改善などいろいろなことを試した。
まあまあ、症状がマシになったところもある。
でも、体の痛みが強くなることもあったんだ。
Howタイプの考え方もしてみたけど、それだけじゃ足りない感じがしたんだよね。
Whyタイプ 原因を探しちゃいけないの?
読んだ本ではあまりオススメされてなかったWhyタイプ。
それは、「なぜそんなことをしてしまったのか?」と原因を追求するあまり、自然に自己否定感を持つことに繋がるかららしい。
確かに、以前のわたしも『自分が難病になるような何かをしてしまったからいけないんだ』と思い込んでいた。
でも、病気の根本原因を解決しないかぎり、また同じことを繰り返すんじゃないかと思うんだよね。
何より理論的に「こういう理由でこうなった」と理解することが好きなわたしは、自分が納得するような理由を探してたんだと思う。
そこで思ったのは「自己否定感に繋がることがまずいなら、自己否定をしないWhyタイプにすればいいんじゃないか?」ということ。
自己否定感がまずい理由を書いた記事はこちら。
頑張ることは危険?!リウマチになる99%が知らない思考パターンと病気の関係
2種類のWhyタイプ
原因探しの言い方をちょっと変えてみる。
↓
原因である『自分らしくない、ズレてたところ』を探して、本来の自分に戻る。
原因を探してることは同じなんだけど、この2つには決定的な違いがあるんだよね。
ある意味真逆のことを言ってるんだけど、何が真逆だと思うかな?
実は前提となってることが真逆なんだよね。
1つ目は、過去の自分はダメなんだ(否定)という前提。
2つ目は、本来の自分ならうまくいく(肯定)という前提。
最終的にわたしが選んだ考え方は?
結局、病気を治すためにどんな考え方をしたか?
whyタイプ・Howタイプでいうと
肯定的なWhyタイプ「何が原因なんだろう?」でズレを修正して、Howタイプ「これからどうしよう?」で今後のことを考えることにしたんだ。
未来に活かすために、過去を振り返って、未来を決めたという感じかな。
ちなみに、How(これからどうしよう?)のこれからは、病気を治すためという短期的な「これから」じゃなくて、わたしの人生どう生きようかというような長期的な「これから」だよ。
わたしはこの考え方を意識的にするようになってから、考え方が変わり、行動が変わり、自然と関節リウマチや線維筋痛症の病気も消えて、元気な体に戻ったよ。
まとめ
いかがでしたか?
何かが起こった時に対処するための思考(考え方)パターンは大きく分けて2つ
【Howタイプ】
「これからどうしよう?どう対処しようかな?」という方法考案型
【Whyタイプ】
「なぜこんなことが起こったのか?原因は何?」という原因探求型
●否定的な原因探求:原因である『過去の過ち、ダメだったこと』を探して、変わりに正しいことをする。
●肯定的な原因探求:原因である『自分らしくない、ズレてたところ』を探して、本来の自分に戻る
無意識に考えちゃう思考のクセ。
クセは、どんなクセか気づいて、意識的に変えれば、そのうち慣れてどんなクセにも変わっていくもの。
あなたはどんなタイプだったかな?
今のままの思考を続けることもできるし、変えることもできる。
もし「何かうまくいってないんだよな~」と感じてるなら、思考のクセを意図的に変えてみるのもいいかもしれないね^^
自分の望みに合った思考のクセを、自分で選んでいこう。
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今日も最後まで読んでくれて、ありがとう(*´∀`*)
あなたのより健やかでより幸せな日々のお役に立てたら嬉しいです!
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