「関節リウマチは遺伝するかも」
あなたもそんな言葉を耳にしたことはないかな?
わたしも聞いたことはあるし、実際にいくつか行った病院の1つで「家族や親戚に関節リウマチを患っていた方はいらっしゃいますか?」と確認されたことがあるよ。
場合によっては「うちはリウマチ家系だから・・・」そう思っちゃている人もいるかもしれないよね。
本当にリウマチの発症と遺伝は何か関係があるのかな?
今回はリウマチと遺伝に何か関係があるのか調べてみたよ^^
では、さっそく一緒に見ていこう!
関節リウマチは遺伝する?
もしあなたが関節リウマチをしているなら、何が原因で自分は関節リウマチを発症したのか気になるよね?
「関節リウマチは遺伝するかも」って聞いたことがあるけど、そもそもどれくらいの確率でリウマチは遺伝するのかな?
遺伝する確率に関して調べてみたよ。
遺伝する確率
ある研究結果によれば、リウマチ因子を持つ母親から生まれた娘がリウマチを発症する確率は、約5%とのこと。
言い方を変えると、95%はリウマチを発症しなかったってことだよね。
うーん、この数字だけ見ると遺伝する確率はだいぶ低くて、関係ないように感じるね。
遺伝子が一致している一卵性双生児の場合は、25%前後の結果でした。
おお、遺伝子が一致している場合は結構確率が高まるんだね。
やっぱり遺伝も少しは関係あるのかな?
あれ!?でもよく考えてみると、関節リウマチの発生原因が遺伝子なら、遺伝子が一致している一卵性双生児の確率は100%になるはずだよね。
それが25%ということは、やっぱり関節リウマチは遺伝する病気とは言えないんじゃないかな。
遺伝子は生活環境で変化する!?
そもそも、遺伝子は変化するという研究結果も発表されてるみたい。
発表したのは、医師であるディーン・オーニッシュ氏。
アメリカの著名な臨床学教授でもあって、生活習慣をベースとしてアプローチする、心臓病の予防の研究をしてる先生。
発表した内容は、「遺伝子で運命は決まらない」生活習慣などによって遺伝子は変化する!というもの。
医師であるDean Ornish(ディーン・オーニッシュ)氏は、生活習慣の改善が遺伝子レベルで人体に良い影響をもたらすという研究結果を発表する。
心臓病患者の7割が病状改善・進行抑制した治療法は、手術や薬剤投与ではなく「生活習慣の改善」だった。(TED 2008より)
参考サイト:http://logmi.jp/49476
研究結果を発表している動画を見つけたから載せておくね。
英語で喋ってるけど、動画右下の「設定」→「字幕」から「日本語」を選択すると、日本語字幕が表示されるよ。
それにしても、生活習慣だけで遺伝子が変化するなんて、おもしろいよね。
遺伝子が変化するものだとすれば、ますます「遺伝だから・・・」「家系だから・・・」とは言えなくなってきそうだね。
じゃあ、もし遺伝子が関係ないなら、何が原因で関節リウマチなどの病気が発症するんだろう?
次に、リウマチの発症原因についても考えてみよう。
関節リウマチ発症の原因
このブログではけっこう話してるからもう知ってるかもしれないけど
まだ、医学的には関節リウマチ発症の原因はまだはっきりと解明されてないみたいだね。
一部の人は遺伝がリウマチを発症の原因ではと考えている人もいるみたいだけど、さっきの一卵性双生児の話を見るとなんだか違うような気がするんだよね。
わたしは、血縁者にリウマチなどの膠原病をしていた人はいなかったのに、関節リウマチを発症しちゃったしね^^;
じゃあ、関節リウマチなどの病気の発症原因とは何なのか?
それはこの記事でもお話したけど、わたしは病気の根本原因には思考パターンが大きく関わってるんじゃないかと思うんだ。
リウマチ発症の根本原因とは?病気をする人しない人の違い
アメリカで伝説的な名医といわれたジョン・A・シンドラーも「病気の50%は心に起因する」という言葉を残してるしね。
まあ、個人的には90%以上は心や脳に起因するんじゃないかと思ってるよ。
病気ではなくコレが遺伝する!?
病気が遺伝するというよりは、病気になる考え方(思考パターン)が受け継がれやすいんじゃないかと思うんだ。
物心ついた頃から、当たり前のように言われてきた言葉たち。
「あなたは、○○な子ね」
「女の子はこうあるべき」
「男の子はこうあるべき」
「普通、これをするのが当たり前」
「世の中こんなものだから」
「それをするのはいいことよ」
「それをしてはいけません!」
「それはしなきゃいけないこと」
「どうせそんなことできない」
「頑張らなきゃね」
「○○したら、いい子」
そんな言葉たちをそのまま受け入れ続けて、ついつい親と似たような考え方になってしまいやすいみたいだね。
さっきの遺伝する確率の話で出てきた、一卵性双生児が25%前後だったというのも、思考パターンがより似ていたから、一卵性双生児じゃない人たちと比べて確率が高かったのかもしれないね。
あなたは、どんな言葉を受け入れて、どんな思考パターンをしてるかな?
あなたは、あなた自身のことをどういう人だと思ってる?
もしかしたら、それが今している病気となにか関係しているかもしれないね。
まとめ
- リウマチ因子を持つ母親から生まれた娘がリウマチを発症する確率は、約5%
- 遺伝子が一致している一卵性双生児の場合は、25%前後
- そもそも遺伝子は生活環境で変化するという研究も・・・
ということで、こういった情報を見ると、関節リウマチは遺伝する病気とは言えなさそうだね。
今日も最後まで読んでくれて、ありがとう(*´∀`*)
あなたのより健やかでより幸せな日々のお役に立てたら嬉しいです!
非公開: リウマチを卒業してより豊かな人生を創るための7日間メール講座
関節リウマチと脳の秘密!なぜ治った人に会うことが大切なのか?
コメントを残す